2023.08.30

ああすばらしきフレックスタイム制

みなさま、はじめまして。今年の4月に入社した新卒です。
早いもので、8月ももう後半です。昨年の今頃は人生最後の夏休みを満喫……していたわけでもなく、学会発表に向けて論文を必死に書き上げていました。あの日々はつらかった……。

さて、私はつい数日前まで、自動車学校に通っていました。
通い始めたのは今年の2月末。学業に専念したく、修士2年の春休みに入ってから自動車学校への通学を始めようと決めていたのですが、修士論文提出後も研究が続き、気付けば雪も解け始め……。
慌てて入学手続きをしたものの、卒業には早くても3か月はかかるとのこと! 当時で言えば最短でも6月ぐらいまではかかるということですね。
2~3月は進学や就職を控えた学生たちがこぞって免許取得に臨むと聞くので、その影響でしょうか(かくいう私もその一人ですが)。

なんとか春休み中に1段階目の学科を取り終えたものの、実技の予約が全く取れないまま入社日が近付いてきました。
私は札幌市外に住んでいて、通っていた教習所も市外にある自動車学校だったので、もし仮に会社から通学すると考えると、片道1時間はかかる見込みです。
そのうえ、私が通っている自動車学校では教習は19時までしか行っていないので、仕事帰りに通学するのはなかなか厳しそうです。だからといって土日祝日のみの教習に限ってしまうと、教習期限内に卒業できない可能性も考えられます。
(しかもMT車なので教習時限数がATより3時間ほど多い!)

あれこれ考え、少し不安もありました。家族や友人、教習所の職員からも「ちゃんと時間とれるの?」と心配されました。
もっと早い時期から通い始めるんだった……そんな後悔を抱く中、あるとき私は気づいたのです。

「そういえば弊社、フレックスタイム制を導入してるジャン!」……と。

フレックスタイム制とは。
我々労働者が自ら日々の始業/就業時間を決めることのできる制度のことで、例えば1か月で出勤日が20日間ある月の場合は、総労働時間が160時間を満たせるのであれば、とある日の就業時間は6時間、とある日の就業時間は8時間……と、自由に就業時間を決めることができてしまうという、とっても魅力的なモノのことです。
つまり、この制度を活用すれば、たとえ平日であろうともなんとか自動車学校に通うことができるのです。
自動車学校がある日は早めに退勤して、ない日はちょっと頑張って長く働く……そういうことができるのです!
嗚呼、素晴らしきフレックスタイム制。

社内では、あまり作業に集中できない日は早めに切り上げ、逆に調子のいい日はガンガン働く! という方もいれば、楽しみにしていたゲームの発売日があるから、その日は早く退勤できるように今から頑張る……という方もいらっしゃったりして、皆さん華麗に活用されているようです(もちろん、ご自身が抱えている仕事量や一緒に仕事している方々への影響なども加味して、適度に活用されています)。
私も自動車学校通学による就業時間の調整で手一杯でしたが、これからはほかの社員さんのように美しく活用していきたいと思っています。

まだ入社して半年にも満たない私ですらありありと実感するほどの、弊社の働きやすさ……。
私自身もしっかりと働き、このステキな会社に貢献していきたいと思う所存です。がんばります!

(……卒業検定に合格したので次は本免学科試験ですが、なんと平日の朝しかやっていないそうです!
 有休が使えるようになったら、ぼちぼち受けに行こうと思います。自宅からは始発で向かわないと間に合わないそうなので、早起きもがんばります)

(担当:あーみー)