2024.05.20

わかりやすい説明

初めまして、4月に新卒で入社した者です。
なんと入社してからもう1か月半ほど経ちます。時間の流れは早いものですね。
さて、今回は私が大学で研究した内容をお話したいと思います。

私は情報系の大学に進学してプログラミングや数学を学んでいたのに、卒業研究ではなぜか教育心理学について研究をしていました。というのも、私はアルバイトで塾講師をしていたため、生徒にわからない点を説明することがたくさんありました。その中で人にわかりやすく説明して教えるということは難しいと思い、どうすればいいんだろうと興味が湧いたからです。

研究を進めている上で思ったのは、説明と一括りで言ってますが種類が多いなと。
まず大きく、口頭での説明と、文章での説明に分けられます。口頭説明の中でいうと、スピーチみたいに一人で話続ける形式と対話形式のものあるんです。それぞれに対して、わかりやすい説明をするポイントはもちろん違います。わかりやすい説明!とされている文章でも、理解できない人だっています。
正解がなく奥が深い。難しいけどもおもしろい。と思いましたね。

口頭説明は、声のみから情報を仕入れるため余計な情報を含んでしまうと話が分からなくなってしまいがちです。
また、まとまった内容構成ができていても、話す技術が必要になってきます。話し方、抑揚、声色の工夫をすることで、内容の聞き取りやすさに関連してきます。

一方で、文章での説明を書く機会は人によって差があると思いますが、文章のみでの会話は日常的に皆さん行っていると思います。
そう、チャットでの会話やメールです。
毎日行うものですが、文章のみでの会話・説明って難しいと思いませんか?とこの文章を書いている今も考えています。
その理由として、感情や意図した内容が相手に伝わりにくいからだと私は思います。
より意図をしっかり伝えるには情報を盛り込みたい、でも要点を簡潔に伝えるためには情報を削ってまとめなければいけない、この2つのバランスって難しいですよね……。

さて、ここまでわかりやすい説明について特に状況を絞ることなく考えていましたが、
せっかくなので、今絶賛奮闘中のビジネスシーンでのコミュニケーションについて触れていきたいと思います。
ビジネスシーンでの会話は基本的に要点を簡潔に伝える点を意識すべきだと考えています。加えて、相手の方に失礼のないよう敬語を活用しないといけません。尊敬語と謙譲語の違い、特殊な言い回しなど…慣れない言葉がいっぱいあるのでチャットやメールをする度に、失礼のない文章になっていないかどうか調べて確認しています。
一方で、感情豊かに伝えるという点の優先度は低くなります。もちろん気持ちを表現することはありますが、それを口調や話し方で表現することはあまりないかと思います。

ですが、弊社では感情豊かなコミュニケーションが活発に見られます。
弊社はチーム制度があり、ベテラン社員や中堅社員、若手社員がバランスよく組み込まれたチームでの活動があります。年齢の幅がかなり広いのですが、とても和やかな雰囲気で活動を行っています。
雑談チャットも活発に動いており、皆ユニークなスタンプで反応していたりと、
感情が伝わってくるコミュニケーションが多く、新入社員の私でもとても居心地がよい環境です。
この恵まれた環境で働けることを本当に嬉しく思います。

それでは、今回はこの辺で失礼いたします。

(担当:ほととぎす)