部屋がアツアツだからPCをサーバ化したっていう話
1. 部屋が暑すぎる
今年は異常に暑い(毎年言っている気がする)ので、部屋なんかでPC使ってゲームなんかすると限界を超える暑さになってしまいます。
このままだと寿命が縮まりそうなのでPCをサーバー化し、別の部屋に置いて遠隔操作でゲームすることにしました。
まず、サーバー化にあたって導入するものは以下の通り
1. スマートプラグ
- PCを遠隔で電源オンオフ用
2. LizardByte/Sunshine Moonlight
- SunshineはPCの画面をエンコードしてストリーミングするソフトウェア
- MoonlightはスマホやPCでSunshineのストリーミングを受信するためのソフトウェア
3. TailScale
- TailScaleは簡単に言うと、WireGuardをベースにしたVPNを簡単に構築できるソフトウェア
- これを使うことで、外出先からでも家のPCにアクセスできるようになる
この3つだけで利便性を損なわずにPCをサーバー化することができます。
2. PCのサーバー化
まず、PCをサーバー化するために、OSSのSunshine・Moonlightを導入しました。
Shunshineは簡単に言うとPCの画面をエンコードし、他のPCやスマホとかにストリーミングするソフトウェアであり、
Moonlightはそのストリーミングを受信するためのソフトウェアです。二つ合わせて使うのが基本で、
Geforce NowやXBox Cloud Gamingのようなクラウドゲームストリーミングサービスを自宅に構築できるソフトウェアです。
ストリーミングで操作するため遅延が気になりますが、良好なネットワーク環境があれば遅延を体感することはまずないです。
あとは、遠隔で電源をオンオフするためにスマートプラグを導入しました。これはAmazonで安いものを買いました。
3. TailScaleの導入
せっかくサーバー化したので、外出先からでもゲームが出来るようにVPNソフトウェアのTailScaleを導入しました。
TailScaleは簡単に言うと、ネットワークの設定をほとんど意識せずに簡単にVPNを構築できるソフトウェアです。
基本的に、WireGuardをベースにしているので、低遅延でVPN通信が可能です。
4. まとめ
手順は色々省きましたが、以上の3つを導入するだけで簡単にデスクトップPCをサーバー化することができます。
部屋が暑くてPCを使うのがつらいといった人や、外出先からでも自宅のPCを使いたいといった人は以上の3つを導入してみてください。
(担当:USキー配列派の人)