2024年6月
嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」が6月28日(金)に北海道新聞に掲載されました。
工場の異常な作業音、AI検知でトラブル把握 札幌の企業がシステム発売
エスカレイド ボウルは、AIで瞬間的な音の正誤を判定するシステムです。コネクタ嵌合やプレス機などの1秒に満たない音や、開閉モーターなどの1〜2秒ごとのサイクルで動作する音の判定が可能です。
詳細は製品ページをご覧ください。
2024年7月より、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」の検証機をご利用いただけるようになりました。
詳細は下記をご覧ください。
「エスカレイド」の実導入に即した検証機をご用意しました
2024年7月より、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」の検証機をご利用いただけるようになりました。
エスカレイドは、AIの性能をご確認いただくために、導入前に必ず実証実験を行っています。これまでの実証実験では、当社でAIモデル作成や解析を行っており、お客様側でAIモデル作成や画面操作をお試しいただくことができませんでした。今回ご用意した検証機では、AIモデル作成や異音検知アラートなど、実導入と同等の操作が可能です。実導入前に検証機をお試しいただくことで、より具体的にエスカレイドの機能を実感いただくことができるようになりました。
検証機はプラボックス1つで簡単に設置が完了します。また、検証は長期でも受け付けており、遠隔サポートも可能です。
機器構成
検証機器
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札幌は今6月です。気温は15-25℃、春には遅く、夏には早いこの時期は
全国的には梅雨入りになるのですが、北海道は梅雨が無いので一年の中でも
非常に過ごしやすい季節です。
この季節が一年中続けばいいのにと思うのは私だけではないはずです。
この時期を一年中続けるにはどうすればいいのでしょうか?
まず、「この時期」というのをもう少し定量的に表現してみます。
四季をさらに細かく分けた二十四節気というものがあり、今は二十四節気の芒種になります。
太陽黄経が75度から90度までに当たり、90度で夏至になります。
この状態で、地球から見た太陽の位置はどうなっているのでしょうか。もう少し考えやすく
するなら、太陽が真上にあるのは北緯何度か?ということです。
この計算は少し面倒そうです。最近こういう時はAIに聞くという方法が使えるので、ChatGPTに
質問してみました。
Q.「太陽黄経が75度のとき、太陽の南中角度が90度になるのは北緯何度でしょうか。」
A.「δ=arcsin(sin(ϵ)⋅sin(λ))を使って・・・北緯22.61度 です」
北緯22.61度だそうです。地軸の傾きが23.4度(≒北回帰線)なので確かに夏至の一歩手前です。
では、この季節を一年中続けるためには、どうすればいいのか?
地軸の傾きを0にすれば季節は固定されます。地軸の傾きを0にするということは、
太陽は常に赤道の真上にあるということ。
このときに、今の札幌の気候を体感するにはどこに住めばいいのか?
札幌はだいたい北緯43度です。北緯22.61度の真上に太陽があるときの北緯43度は、
赤道(緯度0)の真上に太陽があるときの、北緯20.39度になります。
沖縄?もっと南。石垣島?もっと南。台北?もっと南。台南?もっと南。海じゃん。
マニラ?行き過ぎた。もしかして・・・沖ノ鳥島(北緯20度25分31.9768秒)
ここです。沖ノ鳥島です。楽園はやはり南の島でした。しかも日本国内です。
地軸の傾きを0にして、沖ノ鳥島に住めば一年中快適に過ごせそうです。
まずは、地軸の傾きを0にしなければならないのですが、誰に頼めばいいのでしょうか?
イーロン・マスクにでも相談してみましょうか?
(担当:丙午)
バーナードソフトは、2024年7月3日(水)〜5日(金)に開催される「課題解決Expo2024 西日本製造技術イノベーション2024」に出展します。
詳細は下記をご覧ください。
「西日本製造技術イノベーション2024」に出展します
バーナードソフトは、2024年7月3日(水)〜5日(金)に開催される「課題解決Expo2024 西日本製造技術イノベーション2024」に出展します。
当日は新製品嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」、リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」、セキュアなリモート保守環境「遠隔保守用リモート接続システム」の4製品を紹介します。展示会場では、製品のデモンストレーションや導入事例などを紹介予定です。
展示会概要
会期 |2024年7月3日(水)〜5日(金)
開催場所 |西日本総合展示場 新館(〒802-0001 北九州市小倉北区浅野3-8-1)
ブース |西日本製造技術イノベーション2024 M-04
【新製品】嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」
「エスカレイドボウル」は、AIで瞬間的な音の正誤を判定するシステムです。コネクタ嵌合やプレス機などの1秒に満たない音や、開閉モーターなどの1〜2秒ごとのサイクルで動作する音の判定が可能です。
2024年6月に新製品としてリリースし、本展示会で初めてお客様にご覧いただきます。
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打音のリアルタイム判定 | 判定画面イメージ |
リアルタイム音監視システム「エスカレイド」
「エスカレイド」は、「音」に着目して工場や設備の異常を検知するAIシステムです。AIが機械の「いつもの音」を学習し、リアルタイムで音の監視を行い、「聞いたことがない音」(=異音)を検知します。機械の予知保全や、保守点検の省力化に活用されています。
展示会では、エスカレイドが正常音と異音を見分けるデモンストレーションを行います。
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集音装置 | 判定画面 |
リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」
「テグノス」は、ネットワークを流れるデータの常時収集、蓄積、分析を行う、ネットワーク監視システムです。プロトコルレベルでパケット解析、監視を行うため、異常発生時も早期の原因究明が可能です。
展示会では、テグノスが不正侵入を検知するデモンストレーションを行います。
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デモンストレーション | システム画面 |
セキュアなリモート保守環境「遠隔保守用リモート接続システム」
「遠隔保守用リモート接続システム」は、クローズドネットワークに設置された機器へのセキュアなリモート保守環境を提供するシステムです。リモートアクセスを行うクライアント側は特別なソフトウェアを必要とせず、WEBブラウザを用いて利用可能とします。
システムイメージ
本件に関するお問い合わせ
株式会社バーナードソフト
担当者:営業部 丹羽
電話番号:011-776-6738
メールアドレス:it-support@barnardsoft.co.jp
はじめまして。設立当時より在籍している社員です。
弊社は今年5月、設立10周年をむかえました。
弊社は前社が札幌拠点の廃止を決めたことをきっかけに、札幌で仕事を継続したいメンバーでスタートしました。
前社からのお客様や札幌の同業各社の皆様のご厚意により、ここまでたどり着くことができております。
設立時からの社員の一員として心から感謝いたします。ありがとうございます。
社員も増え、平均年齢もかなり若返りました。
中堅・若手と優秀で意欲のある人がそろっていますので、今後15年、20年と成長して行けると思います。
話は変わりますが、いままで開発ブログは、ほぼ中堅・若手が投稿していました。
私も一読者として楽しみに読んでおりました。
ところが、どうやら今年度より、私のような昔からいる社員も投稿することになるようです。
知識豊富なメンバーがそろっていますので、色々と面白い話を書いてくれると思います。
ぜひ、ご期待ください。
無責任に他の人のハードルを上げて、この投稿はこれで終わりにしたいと思います。
それでは
(担当:P)
バーナードソフトは、2024年6月、AIを用いた嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました。
詳細は下記をご覧ください。
AI嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました
バーナードソフトは、2024年6月、AIを用いた嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました。
エスカレイド ボウルは、AIで瞬間的な音の正誤を判定するシステムです。コネクタ嵌合やプレス機などの1秒に満たない音や、開閉モーターなどの1〜2秒ごとのサイクルで動作する音の判定が可能です。
導入イメージ
開発の背景
バーナードソフトは、音とネットワーク通信に強みを持ったソフトウェア企業です。
2018年に、その知見を活かし、エスカレイド ボウルの前身である「エスカレイド」を開発しました。エスカレイドは、AIが現場の音を学習し、リアルタイムで現場の音を監視、音の違いがあればアラートを上げるシステムです。機械の故障前には音が変化するのですが、従来は人の耳で音の違いを聞き分け、故障前に修理を行っていました。この保守点検をエスカレイドが代替することで、人による点検技術の差がなくなり、人件費も削減できます。
もともとエスカレイドは、ポンプや回転体など、徐々に変化する一定の音を得意としておりました。しかし、瞬間的な音の違いを判定したいという顧客の声が多数あり、その声に応えるために開発したのがエスカレイド ボウルです。
エスカレイド ボウルの仕組み
エスカレイド ボウルは、「今鳴った音が学習した音にどれだけ近いか」を示すシステムです。音の近さはリアルタイムで数値化され、PC画面等で閲覧することができます。
実証実験の段階では、手元にピンマイクをつけ、手元作業の音を録音していましたが、今後他のセンサー等でも実験を進める予定です。
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ピンマイクとコネクタ |
判定画面イメージ |
今後の展望
エスカレイド ボウルは現在製造業等で実証実験を進めており、2024年10月以降に本格導入を目指しています。また、業種・業界問わず、様々な企業への導入を目指しています。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
株式会社バーナードソフト
担当者:営業部 丹羽
電話番号:011-776-6738
お問合せはこちら
この度2024年6月より、電力会社様の火力発電所にてリアルタイム音監視システム「エスカレイド」の実証実験を再開いたしました。
詳細は下記をご覧ください。
火力発電所で「エスカレイド」の実証実験を開始しました