CONTACT

mail

社員ブログ

DEVELOPER BLOG

2026.01.05
最近のスマホに対して失われた情熱

『なぜ新しいスマホへの「欲しい」が減ったのか』
最近、新しいスマートフォンを購入したいという強い欲求が、以前に比べてずいぶん薄れてきたと感じています。なぜだろう?と自問し、いくつか理由を考えてみました。
1.年齢のせいか?
ガジェットや新しい技術に対する純粋な「ワクワク感」が減退する年齢になったのかもしれません。新しいものへの感度が鈍くなっている可能性は否定できません。

2.性能の劇的な変化の停滞
カメラ、画面表示、バッテリー性能、そしてCPU性能といった主要なスペックが、年々進化はしているものの、一般ユーザーが体感できるほどの劇的な変化をもたらさなくなっています。2〜3年前のモデルと比べても「決定的に買い替えたい!」と思わせるほどの差がなくなってきているのが現状です。

3.スマホのコモディティ化
スマートフォンが生活必需品として完全にコモディティ化しました。高性能な冷蔵庫や電子レンジを買い替えるのに似て、今使っているものが壊れない限り、特に買い替える必要がないという感覚になってきました。かつてのような「新しい体験」への情熱は薄れ、実用性が重視される道具の一つになったと言えます。

『Foldタイプへの抗いがたい魅力』
そんなスマホに対する情熱が失われかけている私ですが、どうしても気になっているのがFold(フォルド)タイプの折りたたみスマートフォンです。
検討のため、YouTube動画やレビュー記事を読み漁り、ChatGPTやGeminiといった生成AIにも相談しました。生成AIには「Foldタイプのスマホを買わない理由」をリストアップしてもらい、冷静になるための材料集めまでしていました。
2ヶ月以上かけて徹底的に調べた結果、結論としては「今回は見送ろう」という判断を下していました。

『 記憶にない衝動買い』
ある休日。札幌駅周辺でウィンドウショッピングを楽しんでいた私は、気づけばなぜかFoldタイプのスマホと専用ケースが入った大きな袋を持って歩いていました。購入した記憶がないのに(あるのですが)!家に帰ってすぐさま各種設定を済ませ、パカパカと開閉を繰り返しました。

『期待と現実:Fold体験の率直な感想』
「これはスマホの使い方を根本的に変える革新的な発明だ!」とは、残念ながらなりませんでした。
Foldタイプのスマホは、確かに「スマートフォン+タブレット」という2つのデバイスの機能を併せ持っています。しかし、しばらく使ってみて、使い勝手を考えると「スマホとタブレットを別々に持って歩く方が数倍便利」だと感じてしまったのです。

私がそう思った点は以下の通りです。
1.高価ゆえの心理的な気遣い
まず、非常に高価なデバイスなので「壊れたらどうしよう」という不安が常に付きまといます。実際にヒンジ部分にホコリやゴミが入って故障するケースもあるようです。また、開いたときの画面は強化ガラスではないため、衝撃や傷に弱いという点にも気を使います。

2.軽快さと気軽さの欠如
持ち運び時にはスマホ+タブレットよりは軽いのですが、使用時にスマホのように片手で軽快に操作するには重く、かといってタブレットのように雑に扱って心配ないという気軽さもありません。

3.目障りな中央の折り目
広げたときに画面の中央にできる折り目(シワ)がどうしても気になります。スマホの画面に保護ガラスフィルムを貼ったとき、内部に気泡やチリが入っていると気になる性質なので、画面の真ん中にあるこの折り目が気になってしまい、作業に集中できませんでした。

『技術者としての信念(と買ってしまった言い訳)』
挙げたのはネガティブな点ばかりですが、この新しい体験自体はとても良かったです。
「こういうことは、実際に体験してみないとわからない」
これが、今回の購入を必死に正当化しようとする私の考えです。

気になることは、否定的になる前にまずやってみる。やってみてダメでも、その経験値が残る。この姿勢こそが、技術者にとって非常に大切なことだと思っています。(もちろん、高価な買い物をしてしまった理由を必死に考えているのは言うまでもありません。)
今は、広げた姿がSFドラマ『スター・トレック』に登場するPADD(Personal Access Display Device)のようで純粋にカッコいいと思って使っています。

(余談ですが、先日、弊社に入社予定の学生と話す機会がありましたが、なんと彼らは『スター・トレック』を知りませんでした。私が一番大好きなSFシリーズなのに、時代の隔たりを感じてしまいました。)

(担当:久々の物欲番長)