ご無沙汰しております。BSDです。
弊社が入居するビルのエレベーターを今年一度も利用していません。
緩んだ身体と精神に喝を入れるために年始から取り組みはじめ、今年も残すところあと1カ月ほどとなりました。
ビル史上初(!?)の『年間エレベーター無利用記録』を樹立したいと思います。
(集団行動をするときに周囲に迷惑をかけている点は本当に申し訳なく思っています…。)
それはさておき、
先日「Windows10」のサポートが終了しました。
業務用のPCは入社当時からWindows11だったので特に影響はないのですが、
私物のノートPC(以下 私物PC)はWindows10からWindows11にアップデート不可能でした。
サポートが切れたOSを使い続けるのはセキュリティ的にも不安なので、延命措置として別のOSで起動したことを綴ります。
まずは前提として、
Windows10は2015年7月にリリースされたようです。私は当時高校生で、授業用PCが順次Windows10に切り替わっていったのを薄っすらと覚えています。
そして、2025年10月にサポート終了となりました。
私物PCとの出会いは遡ること2016年、アルバイト代を握りしめて家電量販店へ向かい熟考の末に購入しました。スペックは以下の通りです。
OS:Windows 10 HOME
CPU:Intel Core i3
ストレージ:HDD
メモリ:4GB
重量:2.25kg
※重量は性能に直接的な影響を与えませんが、学生時代は毎日持ち運んで大変な思いをしたので記載しています。

(体重計に乗る私物PC。説明書には2.5kgと書いてありました。痩せたんだね…)
購入当時はPCのスペックについて無知だったので、店員さんの甘い言葉と6万円台の安さが決め手となり購入しましたが、明らかに低スペックですね。
起動するのは遅いし、何度もフリーズするし、ずっと「フィイイイィィィアァァァァ——!!!!!!!!!」のような悲鳴を上げています。
前提はここまでとし、本題に入ります。
OSは「ChromeOS Flex」を選定しました。理由は以下です。
・普段の業務でLinuxを触っているので、違う体験がしてみたかったから
・用途がネットサーフィン程度だったから
・なんとなく面白そうだから
(・なんとなく簡単そうだから)
手順は以下です。(※空のUSBメモリが必要です)
①データバックアップ
後述の通りUSBからChromeOS Flexを起動するだけではありますが、万が一に備えて必要なデータはバックアップしておきます。
②USBインストーラー作成
USBを差し込み、Chromeの拡張機能からインストーラーをビルドします。
③シャットダウン→USBブート起動
通常起動してしまったり、USBを読み込まなかったりと少し苦戦しました…。
④適当に初期設定
「ゲストとしてブラウジング」を選んで、キーボード設定を好みに修正する程度です。
Googleアカウントでのログインを求められましたが、一旦スルーしました。
とても簡単に出来ました。
あんなに重かった私物PCが水を得た魚のようにサクサク動いて感動しました。
イメージとしては、Windows10のPCがChromeBookに生まれ変わったと思っていただければ良いと思います。
低スペックでも、とても快適にネットサーフィンやYouTube視聴が出来ます。悲鳴も聞こえません。
今度はLinux系のOSで起動してみたいと思います。
もし同じことをされる方がいましたら、あくまでも自己責任でお願いします。
参考:
https://chromeos.google/products/chromeos-flex/
https://support.google.com/chromeosflex/answer/11552529?hl=ja&ref_topic=11551271&sjid=8623116879536531133-NC
(担当:BSD)