2024年7月より、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」の検証機をご利用いただけるようになりました。
エスカレイドは、AIの性能をご確認いただくために、導入前に必ず実証実験を行っています。これまでの実証実験では、当社でAIモデル作成や解析を行っており、お客様側でAIモデル作成や画面操作をお試しいただくことができませんでした。今回ご用意した検証機では、AIモデル作成や異音検知アラートなど、実導入と同等の操作が可能です。実導入前に検証機をお試しいただくことで、より具体的にエスカレイドの機能を実感いただくことができるようになりました。
検証機はプラボックス1つで簡単に設置が完了します。また、検証は長期でも受け付けており、遠隔サポートも可能です。
機器構成
検証機器
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バーナードソフトは、2024年7月3日(水)〜5日(金)に開催される「課題解決Expo2024 西日本製造技術イノベーション2024」に出展します。
詳細は下記をご覧ください。
「西日本製造技術イノベーション2024」に出展します
バーナードソフトは、2024年7月3日(水)〜5日(金)に開催される「課題解決Expo2024 西日本製造技術イノベーション2024」に出展します。
当日は新製品嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」、リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」、セキュアなリモート保守環境「遠隔保守用リモート接続システム」の4製品を紹介します。展示会場では、製品のデモンストレーションや導入事例などを紹介予定です。
展示会概要
会期 |2024年7月3日(水)〜5日(金)
開催場所 |西日本総合展示場 新館(〒802-0001 北九州市小倉北区浅野3-8-1)
ブース |西日本製造技術イノベーション2024 M-04
【新製品】嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」
「エスカレイドボウル」は、AIで瞬間的な音の正誤を判定するシステムです。コネクタ嵌合やプレス機などの1秒に満たない音や、開閉モーターなどの1〜2秒ごとのサイクルで動作する音の判定が可能です。
2024年6月に新製品としてリリースし、本展示会で初めてお客様にご覧いただきます。
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打音のリアルタイム判定 | 判定画面イメージ |
リアルタイム音監視システム「エスカレイド」
「エスカレイド」は、「音」に着目して工場や設備の異常を検知するAIシステムです。AIが機械の「いつもの音」を学習し、リアルタイムで音の監視を行い、「聞いたことがない音」(=異音)を検知します。機械の予知保全や、保守点検の省力化に活用されています。
展示会では、エスカレイドが正常音と異音を見分けるデモンストレーションを行います。
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集音装置 | 判定画面 |
リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」
「テグノス」は、ネットワークを流れるデータの常時収集、蓄積、分析を行う、ネットワーク監視システムです。プロトコルレベルでパケット解析、監視を行うため、異常発生時も早期の原因究明が可能です。
展示会では、テグノスが不正侵入を検知するデモンストレーションを行います。
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デモンストレーション | システム画面 |
セキュアなリモート保守環境「遠隔保守用リモート接続システム」
「遠隔保守用リモート接続システム」は、クローズドネットワークに設置された機器へのセキュアなリモート保守環境を提供するシステムです。リモートアクセスを行うクライアント側は特別なソフトウェアを必要とせず、WEBブラウザを用いて利用可能とします。
システムイメージ
本件に関するお問い合わせ
株式会社バーナードソフト
担当者:営業部 丹羽
電話番号:011-776-6738
メールアドレス:it-support@barnardsoft.co.jp
バーナードソフトは、2024年6月、AIを用いた嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました。
詳細は下記をご覧ください。
AI嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました
バーナードソフトは、2024年6月、AIを用いた嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」をリリースしました。
エスカレイド ボウルは、AIで瞬間的な音の正誤を判定するシステムです。コネクタ嵌合やプレス機などの1秒に満たない音や、開閉モーターなどの1〜2秒ごとのサイクルで動作する音の判定が可能です。
導入イメージ
開発の背景
バーナードソフトは、音とネットワーク通信に強みを持ったソフトウェア企業です。
2018年に、その知見を活かし、エスカレイド ボウルの前身である「エスカレイド」を開発しました。エスカレイドは、AIが現場の音を学習し、リアルタイムで現場の音を監視、音の違いがあればアラートを上げるシステムです。機械の故障前には音が変化するのですが、従来は人の耳で音の違いを聞き分け、故障前に修理を行っていました。この保守点検をエスカレイドが代替することで、人による点検技術の差がなくなり、人件費も削減できます。
もともとエスカレイドは、ポンプや回転体など、徐々に変化する一定の音を得意としておりました。しかし、瞬間的な音の違いを判定したいという顧客の声が多数あり、その声に応えるために開発したのがエスカレイド ボウルです。
エスカレイド ボウルの仕組み
エスカレイド ボウルは、「今鳴った音が学習した音にどれだけ近いか」を示すシステムです。音の近さはリアルタイムで数値化され、PC画面等で閲覧することができます。
実証実験の段階では、手元にピンマイクをつけ、手元作業の音を録音していましたが、今後他のセンサー等でも実験を進める予定です。
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ピンマイクとコネクタ |
判定画面イメージ |
今後の展望
エスカレイド ボウルは現在製造業等で実証実験を進めており、2024年10月以降に本格導入を目指しています。また、業種・業界問わず、様々な企業への導入を目指しています。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
株式会社バーナードソフト
担当者:営業部 丹羽
電話番号:011-776-6738
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この度2024年6月より、電力会社様の火力発電所にてリアルタイム音監視システム「エスカレイド」の実証実験を再開いたしました。
詳細は下記をご覧ください。
火力発電所で「エスカレイド」の実証実験を開始しました
この度2024年6月より、電力会社様の火力発電所にてリアルタイム音監視システム「エスカレイド」の実証実験を再開いたしました。
実証実験は2023年度にも実施しており、その際には音監視による優位性や誤検知があった際のAIの改良方法などをご確認いただきました。今回の実証実験は、より実運用に近しい環境で検証を行う目的です。
実証実験の目的
・昨年度とは異なる設備でも異音検知が可能か
・実導入と同等の機能を搭載し、お客様でも容易に操作が可能か
機器構成
検証機器
今回のテストは、フィルムメーカー様の製造装置で行いました。製造装置のベアリングに問題があり、修理前後の音をAIで判定しました。その結果、修理前後の音の違いを検知することに成功しました。
判定条件
・ベアリングの修理前後の音を学習・判定させました。
・「修理後の音」を正常音として、AIに学習をさせました。
・出来上がったAIで、「修理前の音」と「修理後の音」を判定させました。
判定結果
・「修理後の音」に対して、AIは全て正常と判定しました。
・「修理前の音」に対して、AIは高い値を示し、学習した音とは違うことを検知しました。
AI判定についての詳細は下記をご覧ください。
「エスカレイド」による音監視とは
今回のテストは、フィルムメーカー様の製造装置で行いました。製造装置のベアリングに問題があり、修理前後の音をAIで判定しました。その結果、修理前後の音の違いを検知することに成功しました。
詳細は下記をご覧ください。
「エスカレイド」でベアリングの音の違いを検知できました