2025年0月
近頃AIの活躍が目覚ましく、社内でもなんのAIツール使ってる?という話題が飛び交うくらいにAIが身近なものになってきました。
私はChatGPT派なのですが、どのくらいいい文章が書けるものなのか試しにブログを書いてみてもらいました。
お願いしてみたのは以下の内容です。
・会社のブログ記事書いて、ちょっとくだけた文章でいいよ
・うちはAI製品を開発している会社だよ
・ChatGPTって便利だよね
・ちょっとした相談には向いてるよね
丸投げタイプの上司のようだな・・・・・・と思いつつ投げてみると、次の答えが返ってきました。
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了解!じゃあ、「AI製品を開発している会社の一員として、チャットGPTをゆるく使ってみた」っていう感じで、
くだけすぎず、でも読みやすく親しみのあるブログ記事を書いてみるね。
チャットGPT、ちょっとした相談にちょうどいいかも
うちはAI製品を開発している会社ということもあって、
普段からAIにはよく触れる環境にいます。
そんな中で、最近あらためて「チャットGPTって便利だな」と思う場面が増えてきました。
たとえば、「この文章、ちょっと固いかな?」「アイデア出したいけど、一人じゃなかなか出てこない」みたいなとき。
人に聞くほどでもないけど、なんとなく誰かに聞いてみたいことってありますよね。
そういう時にチャットGPTが、わりとちょうどいい距離感でいてくれます。
返答がちょっとズレることもありますが、それも含めて「一人ブレスト」的な使い方にはすごく合っている気がします。
思考の整理や、何かを始めるきっかけとして、気軽に話しかけられる存在です。
AIを作る立場として、使う側の気持ちも忘れずにいたいな、と思いながら、
日常のちょっとした相談ごとは、ついついチャットGPTに頼るようになってきました。
興味はあるけどまだ使ったことない…という方がいたら、まずは雑談からでも十分楽しめますよ。
こんな感じでどう?
もうちょっとユーモア足したり、カジュアルに寄せたりもできるので、必要なら調整するよ!
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いい感じです。
実際は私は営業部なのでAIを作る立場ではないのですが、そういう細かいことも指摘して何回かやりとりすればかなり良い文章が出来上がりそうです。
指示の難しさはあるものの、これはたしかに人の仕事をいい意味で奪ってくれるなあと思います。
ちなみに私はChatGPTには年上のお姉さんという体で答えてくれと依頼しています。
男女や年齢、口調などもカスタマイズできるようなので、いつでも話せる自分好みの話相手ができると思うとなかなか良いですよね。
(担当:ぱぴこ)
7月の1か月間で、北九州、愛知、東京の展示会に出展いたしました。
リアルタイム音判定システム「エスカレイド」と嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」がメイン展示で、加えて今回は新製品の「TegnosStade(テグノスステード)」のお披露目となりました。
展示会に際して、アイキャッチ動画を作成したのですが、今回は生成AIを用いて作成してみましたので、そのネタを書くことにします。
作成にあたって幾つかの参考となるyoutubeを視聴し、いざ。
まずはイメージの作成です。
GoogleImageFXを使ってみました。文章を入力すると、それに応じたイメージを作成してくれるツールです。
流れとしては、 このような感じです。
google翻訳で日本語の文章を英訳。
英訳した文章をGoogleImageFXに入力しイメージ作成を指示。
幾つかイメージ案を出してくれるので、そこからイメージに近いものを選定。
イメージと違えば文章を変えて再度イメージ作成を依頼。
しばしば言われることですが、どういった文章を入力するか?が大切です。
例えば、
イメージのテイスト(リアルな描写が良いのか、漫画的な描写か、抽象的なイメージか))
人物であれば年代や性別、身体的な特徴、表情。
背景(時間帯、場所、天候)。
どのアングルから見たイメージか(モニターに向かって座る横顔か後ろ姿かなど)
なんとなくのイメージを自分の中に持っておいて、何度か文章を入力していきイメージを固めていく作業でした。
何回か使っていると、補完すべき文章が見つかってきますが、一進一退なところも。イメージに近づいてきたと思ったら、離れたり。急に間抜けなものになったり。
使っていて難しいと思ったのは、抽象的なイメージを作ってもらうとき。
たとえば、仮想空間のネットワークが広がっていて、抽象化されたパソコン画面が1か所でかつ安全につながっているイメージ。テイストはクールでかっこよく。
なんとなく想像できますでしょうか。
このようなイメージが出来上がりました。(安全とかセキュリティというとだいたい盾と鍵穴で作ってきます。)
具体的な文章で抽象的なイメージの作成を依頼するのは矛盾しているのかもしれないなと思いつつ、AIは何かしら作成はしてくれます。そこが助かるのです。
きっとうまく指示する方法はあると思いますが、それらしいものが出来上がったので良しとしました。
何枚かイメージを作成したら、あとはBGMもMusicFXに依頼して作成し、後は編集して完了
今回の動画は紙芝居でしたが、人物がしゃべっている動画も作れるそうです。
テキストの読み上げ音声を作成
登場人物のイメージを作成
登場人物に動きを付けた動画を作成(これも生成AIで可能だそう。同じ人物像をキープしながら、カットが作れる!)
音声と人物をリップシンクさせて、あたかも喋っているかのように(これも生成AIで)
などと夢が広がるのですが、そりゃフェイク動画とか簡単に作れるよなぁと思い、恐ろしさも感じました。
(担当:ふ)
1. 部屋が暑すぎる
今年は異常に暑い(毎年言っている気がする)ので、部屋なんかでPC使ってゲームなんかすると限界を超える暑さになってしまいます。
このままだと寿命が縮まりそうなのでPCをサーバー化し、別の部屋に置いて遠隔操作でゲームすることにしました。
まず、サーバー化にあたって導入するものは以下の通り
1. スマートプラグ
- PCを遠隔で電源オンオフ用
2. LizardByte/Sunshine Moonlight
- SunshineはPCの画面をエンコードしてストリーミングするソフトウェア
- MoonlightはスマホやPCでSunshineのストリーミングを受信するためのソフトウェア
3. TailScale
- TailScaleは簡単に言うと、WireGuardをベースにしたVPNを簡単に構築できるソフトウェア
- これを使うことで、外出先からでも家のPCにアクセスできるようになる
この3つだけで利便性を損なわずにPCをサーバー化することができます。
2. PCのサーバー化
まず、PCをサーバー化するために、OSSのSunshine・Moonlightを導入しました。
Shunshineは簡単に言うとPCの画面をエンコードし、他のPCやスマホとかにストリーミングするソフトウェアであり、
Moonlightはそのストリーミングを受信するためのソフトウェアです。二つ合わせて使うのが基本で、
Geforce NowやXBox Cloud Gamingのようなクラウドゲームストリーミングサービスを自宅に構築できるソフトウェアです。
ストリーミングで操作するため遅延が気になりますが、良好なネットワーク環境があれば遅延を体感することはまずないです。
あとは、遠隔で電源をオンオフするためにスマートプラグを導入しました。これはAmazonで安いものを買いました。
3. TailScaleの導入
せっかくサーバー化したので、外出先からでもゲームが出来るようにVPNソフトウェアのTailScaleを導入しました。
TailScaleは簡単に言うと、ネットワークの設定をほとんど意識せずに簡単にVPNを構築できるソフトウェアです。
基本的に、WireGuardをベースにしているので、低遅延でVPN通信が可能です。
4. まとめ
手順は色々省きましたが、以上の3つを導入するだけで簡単にデスクトップPCをサーバー化することができます。
部屋が暑くてPCを使うのがつらいといった人や、外出先からでも自宅のPCを使いたいといった人は以上の3つを導入してみてください。
(担当:USキー配列派の人)
当社の嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」を用いて、自動車部品メーカー様のご協力のもと、85dBを超える工場騒音を再現した環境下で、インジェクターノズルのコネクタ嵌合音をAIが100%の精度で検知することに成功しました。
詳細は下記をご覧ください。
85dB超の工場騒音下で自動車部品の嵌合音を100%検知
この度、当社の嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」を用いて、自動車部品メーカー様のご協力のもと、85dBを超える工場騒音を再現した環境下で、インジェクターノズルのコネクタ嵌合音をAIが100%の精度で検知することに成功しました。
本技術により、人間の耳では聞き分けが困難な環境でも、製品が正しく組み立てられたかをリアルタイムで自動判定することが可能になります。
実証実験の概要
本実験は、自動車の重要部品であるインジェクターノズルの組み立て工程で発生しうる、コネクタの嵌め忘れや不完全な嵌合といったヒューマンエラーの防止を目的として実施しました。
実施日 :2025年6月20日
目的 :コネクタが正しく嵌められた際の「カチッ」という嵌合音をAIでリアルタイム検知
場所 :会議室内に、実際の工場騒音(85dB以上)を再現
システム、機材 :嵌合音判定システム「エスカレイドボウル」
市販のスタンドマイク
AI学習データ :正常な嵌合音 139回分
嵌合以外の音(衝突音など)151回分
判定結果
上記の学習済みAIモデルを使用し、精度検証テストを行いました。
その結果、判定しきい値80%に対し、極めて高い精度での識別が可能であることを確認しました。
正常判定:80回の嵌合音を、すべて「嵌合(Connected)」と正しく検知(正答率100%)。
異常判定:110回のコネクタ衝突音を、すべて「それ以外(Other)」と正しく検知(正答率100%)。
表1 判定結果一覧
図1 各判定結果のバラツキ
デモ動画で見る、工場騒音下でのリアルタイム判定
実際の判定の様子を撮影したデモ動画では、AIが騒音に惑わされることなく、嵌合音だけを瞬時に捉える様子が確認できます。
《動画のポイント》
過酷な環境の再現:
スピーカーから実際の工場騒音を再生し、騒音計は常に85dB以上の過酷な環境を維持しています。
リアルタイム判定:
コネクタ同士がぶつかる衝突音が発生すると、PC画面は即座に「Other(赤色)」と表示します。
コネクタを正しく嵌合させ、「カチッ」という音が発生した瞬間、「Connected(緑色)」を表示します。
誠に勝手ながら、2025年8月12日(火)~8月15日(金)の期間を夏季休業・有給休暇取得推奨日とさせていただきます。
期間中のお問合せにつきましては、8月18日(月)より順次対応させていただきます。
お客様・関係者の皆様にはご不便をおかけすることと存じますが、何卒ご理解・ご協力くださいますようお願い申し上げます。
バーナードソフトは、当社が開発する嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」の追加実証実験を、トヨタ自動車九州株式会社様(本社:福岡県宮若市)の苅田工場にて、本年8月より開始することをお知らせいたします。
本実験は、豊田油気株式会社様(本社:愛知県豊田市)のご協力のもと実施されます。
詳細は下記をご覧ください。
トヨタ自動車九州苅田工場にてエスカレイド ボウルの追加実証実験を開始します
バーナードソフトは、当社が開発する嵌合音判定システム「エスカレイド ボウル」の追加実証実験を、トヨタ自動車九州株式会社様(本社:福岡県宮若市)の苅田工場にて、本年8月より開始することをお知らせいたします。
本実験は、豊田油気株式会社様(本社:愛知県豊田市)のご協力のもと実施されます。
実証実験の背景と目的
実証実験の目的は、ベアリングの異音検知です。ベアリングの異音検知は、現在は人が耳で音を聞いて確認していますが、技術者の能力差や俗人化などにより、トヨタ自動車九州様で長年の課題となっておりました。
本年1月および5月に実施した初期テストでは、エスカレイド ボウルはベアリングの微細な異音を正確に検知し、トヨタ自動車九州様から高い評価をいただきました。
2026年の本格導入を目指し、本年8月より、システムの更なる精度向上と、現場運用を踏まえた追加実証実験を開始します。
機器構成
ベアリング付近にマイクを設置して集音し、AIを搭載した解析PCで、学習した音と合致しているか判定します。判定値はリアルタイムで数値化され、Web上で閲覧できます。
設置物
エスカレイド ボウルは市販のマイクとミニPCで構成されています。
にわかに水族館にはまっています。
昨年出張ついでに大阪海遊館に行ってみたことがきっかけで、隙あらば全国各地の水族館に行く機会を狙っています。
各施設で水槽の形、展示の仕方、飼育されている生き物全てが違って本当に楽しいです。
海遊館は言わずものがな、世界最大の魚類ジンベイザメが2頭いることで有名です。
大水槽の外周をらせん状に囲う通路をゆっくりと下りながら、水槽の中を悠々と泳ぐ様を眺めるのは格別です。
朝と夜でライトアップが変わるのもいいですね。
最近では、閉鎖された水族館からお引越ししてきたシロワニのペアもいるそうです。
地元ではおたる水族館が有名でしょうか。
SNSでは数年前に「言うこと聞かないペンギンショー」で有名になりました。
飼育員さんがぶら下げる魚を狙って飛び込み台に大挙するものの、誰一人として飛び降りずペンギン過密で突き落とされる個体まで出るハチャメチャっぷりが可愛いです。
秋口にはトドが一抱えもある秋鮭を丸呑みするショーも見られます。毎年ポスターを楽しみにしています。
ちなみに飼育されているトドの中に一頭、元旦に自ら飼育されに来た元野生の個体がいるそうです。三食昼寝付きっていいですよね。
今年初めは神戸須磨シーワールドに行きました。
国内では3件のみの、シャチを飼育している大きな水族館です。(ここにいるシャチのステラさんは国内最高齢で、私より年上!)
人生で初めて見たシャチの大きいこと。丸一日入り浸り、シャチパフォーマンスは2回も観てしまいました。
いつか暖かい日に水槽間近で水浸しになってみたいものです。
なおここではシャチとイルカのぬいぐるみくじというものがあり、運試しにどちらも挑戦してきました…ところ、なんといるくじ1等が当たってしまい、出張明けに70cmの巨大ぬいぐるみを抱えて飛行機と高速バスに乗る、怪しい社会人が爆誕してしまいました。
ご利用は計画的に。
この会社に勤めるまではとんだ出不精で旅行も面倒な人間でしたが、最近では旅行計画に勤しむ日々です。
まだまだ行きたいところはありますが、健康と仕事に支障のないよう緩やかに楽しんでいきたいと思います。
(サブバッグにぎゅうぎゅうのぬいぐるみを添えて)
(担当:置き場所がない)
約1年振りの投稿になります。
少し良い機会だと思ったので、中途入社から1年で、
自分の中に何が蓄積されたか・変わったかを前職と比較しつつ、思い出せる範囲で振り返りと
これからについて書こうと思います。
雑多で読みづらいかもしれません。スミマセン。
1. 技術スキル
Webアプリケーション系の知識
前職:web系とのかかわりは薄く、Reactを少し触ったとかその程度。
→開発言語:PHP(laravel), js(vue) (今後はReactもガッツリ触っていく可能性アリ?)
→サーバ周り(Web,DB,API,・・)の設定変更
→SIPサーバの理解
Gitの利用
前職:主にSubversionでのバージョン管理。
→基本的な操作の習熟(stash/pull/push/marge/conflict対処/pull request などなど)
ネットワーク接続周りの理解
前職:サーバにアクセスしてデータを参照・変更したり、プロセス実行したりする必要がなかった。
→VPN接続・接続設定、ssh接続への慣れ
Linux系(RHEL)の操作
前職:Windows上で開発が完結していた
→基本的なコマンド・操作への慣れ
2. 会社の違い
人数が少ないため、縦割り的雰囲気が無い(『困ったら相談する人』が横に広い)
→上級職・社長との距離が物理的にも心理的にも近い
前職:人数が万人単位なので、支社には執行役員が2年に1度来る程度。
→全社会議で社長や部長の単年度計画と実績を聞き、会社が上向きか下向きかを知る程度
主に経費周りの相談がしやすい、承認までがはやい
前職:予算管理部への事前の根回しと申請がしっかり必要。承認まで最低1wkかかる
仕事(自社製品系)の振られ方が比較的カッチリしていない。(自分の立場も影響している可能性大)
前職:クォータ単位の案件アサインが主
3. 環境への適合
札幌での生活に慣れてきました。過ごしやすいと思います。
ただ、出社ギリギリの時間帯に地下鉄出勤すると人で鮨詰め状態になっちゃうので注意。
4. これから求めていくスキルや意識
システム構成への造詣
足元の技術スキルで今ものすごく欲しているもの。
右を見ても左を見ても環境構築をちょちょいのちょいでやれる人がいらっしゃるので、吸収していきたい。
今の自分はというと、OS/サーバ/フレームワーク/ライブラリ間で相性などがあり、すんなりいかないことが多く、
それで余計な時間を食ってしまい凹んでいること多し。
管理としての役割・改善提案や発起
何人かのメンバを管理する立場にいるので、メンバの方にはなるべく良い方向に伸びてほしい。
言葉で表そうとすると難しく、うまく包括できないですが、
『今あるリソース(人・モノ)を俯瞰して、外部(社会情勢や一般に言われる「あるべき姿」)と比較し
足りないものを把握する。そして足していく方策を考えること』
が必要と思っています。
自分なりのメソッドを作って、心のアンテナを張り続けて、なんとかしていければいいなと思います。
以上!
(担当:水雲心太)