2021.06.08

「テグノス」「エスカレイド」がIT導入補助金2021の対象ツールに認定

株式会社バーナードソフト(本社:北海道札幌市、代表取締役:瓜生 淳史、以下バーナードソフト)が開発・販売する、リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」と、リアルタイム音監視システム「エスカレイド」の2製品が、経済産業省が推進する「IT導入補助金2021」対象ツール(A類型)としてそれぞれ認定されました。

これにより、補助対象の事業者が「テグノス」「エスカレイド」を導入する場合、導入費用の1/2(最大150万円)までの補助金申請が可能になります。

 

対象製品1:リアルタイム音監視システム「エスカレイド

「エスカレイド」は、最新のAI技術で異常音を検知する、リアルタイム音監視システムです。音監視は、映像監視では確認できない死角や暗い場所の監視も可能です。また、映像監視では障害が起こったときにはじめて機械の故障などに気づきますが、音監視の場合、故障前の異音を検知できるため、予知保全が可能です。監視の人的コスト・負荷の軽減や、保守点検の省力化等に活用されています。

エスカレイドの仕組み

AIは「現場で普段流れている音」を環境音も含めて学習します。学習後、現場でリアルタイム監視を行い、「聞いたことのない音」(=異音)が流れた際に検知します。

導入事例①自動車製造工場の大型プレス機

【課題】
・工場の騒音が大きいため、異常音に気付かない
・機械が故障した場合、修理に時間と費用がかかる

【導入後】
・騒音が大きい場所でも異音の検知が可能
・故障前に異音を検知できるため、予知保全が可能
・人件費の削減が可能

導入事例②砕石工場の破砕機

【課題】
・石が供給されない場合も機械が動作を続け、機械自身を削ってしまう
・機械が故障した場合、修理に時間と費用がかかる

【導入後】
・異音を検知した場合機械が止まるように設定
・故障前に異音を検知できるため、予知保全が可能

 

対象製品2:リアルタイムネットワーク監視システム「テグノス」

「テグノス」は、ネットワークを流れるデータの常時収集、蓄積、分析を行う、ネットワーク監視システムです。死活監視、遅延監視といった一般的なネットワーク監視だけではなく、プロトコルレベルでのパケット解析、監視を行うのがテグノスの特徴です。テグノスを導入することで、対象システムの状態感知、障害の予防予知、原因究明時間の短縮、システム性能分析が可能となり、提供サービスの品質を向上させます。またネットワーク監視における人的コストの削減にも寄与します。

テグノスの仕組み

プロトコルレベルでパケットを解析します。ミラーポート設定のため、運用中のシステムに影響を与えず導入可能です。

導入事例①電力会社のスマートメーター網

スマートメーター網の稼働状況を監視し、検針データの送信エラーを検知します。

導入事例2:通信会社のIP電話サービス

IP電話サービスの品質監視として、異常終了、接続不可、遅延、音切れなどを検知し、通信品質を確保します。

 

 

◆経済産業省が推進する「IT導入補助金2021」
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助し、業務効率化・売上アップをサポートするものです。

「テグノス」「エスカレイド」を導入する場合の補助金概要

 ・補助金申請額:最大150万円(補助率1/2)
 ・補助対象費:ソフトウェア費、導入関連費 ※ハードウェア除く
 ・申請期限:第2次締切日:7/30(金)17:00予定/交付決定日:8/31(火)予定
       第3次締切日:9月中予定/交付決定日:10月中予定
       ※以降順次追加

補助金申請手続きについても当社がサポートいたします。
https://www.it-hojo.jp/

 

◆会社概要
監視、音、プロトコルのエキスパート集団として、2014年に札幌で設立。技術力を活かした製品開発に加え、AI、ブロックチェーンなどの最新技術を使った研究開発にも取り組んでいます。
https://www.barnardsoft.co.jp/

 

◆受賞歴
 ・2016年 SAPPOROベンチャーグランプリ2016大賞
 (リアルタイムネットワーク監視システム「Tegnos」)
 ・2018年 X-teck Innovation 2017優秀賞受賞
 (リアルタイム音監視システム「S-Kaleid」)

 

◆製品に関するお問い合わせ
株式会社バーナードソフト
営業部 丹羽
TEL:011-776-6738
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